海外でポケモン並の人気得るか―日本製ウイスキー

海外でポケモン並の人気得るか―日本製ウイスキー

 ただ、ニッカのウイスキーが成功している理由はそれだけはなく、海外市場に精通したマーケティングも重要な要素だ。アサヒは既に仏パリでウイスキー流通業者ラ・メゾンデュウイスキーと販売契約を結んでおり、竹鶴ピュアモルトなどニッカ製のウイスキーは欧州30カ国に出回るようになった(フランスは高級ウイスキーの世界最大消費国の一つ)。

ウイスキー業界では革新的な会社として知られるラ・メゾンデュウイスキーは既に数々の販促策を打ち出している。例えば、12月12日から来年1月15日までの間、パリにある自社店舗内に「ニッカ・ショップ」を設けて、ニッカのウイスキーの売り込みを図っている。

今後も日本国外での売り上げの勢いが増しても、来年アサヒで驚きの声が上がることはないだろう。同社は来年の輸出販売について、37%増の3万5000ケースという目標を掲げているからだ。

海外でもハイボールブームがおこるかも?
まだまだ海外で売り上げを伸ばす余地がある商品というのがあるんですね〜。