クルマの国? マンガの国? 違います。「日本は森の国です」

クルマの国? マンガの国? 違います。「日本は森の国です」

 あなたの担当している商品・サービスも「森の国の○○」という風に考えてみた時、いままで気づかなかった重要な付加価値や情緒価値が見つかるかもしれません。また、それは人々の心に深く届くものかもしれません。

 この国の持っている個性から、文化が生まれ生活が息づき豊かさが育まれ、ブランド力となる。よその国から見たら、うらやましい限りのものに違いありません。

 幸い、今年は「国際森林年」。世界中の森林の持続可能な経営・保全の重要性に対する認識を高めることを目的にするもので、国連から各国に対し積極的な取り組みや国内委員会の設置が要請されています。前回の国際森林年は1985年でしたから、やっと森の重要性が認められたということ。日本でも、いろいろな活動が予定されていますから、「森の国」ブランディングにとっては好都合です。

 今年は、日本のブランディングから。そういう年になりそうです。

 日本の森林は今中国資本にあなりのペースで買収されている、という話をNHKがしていました。