ゲームは、もはや「コンテンツ産業」ではない!

ゲームは、もはや「コンテンツ産業」ではない!

  今ヒットしているのは、みんなで遊ぶゲーム(オンラインゲームを含む)と、ケータイのソーシャルゲームなどです。つまり、「ここに、みんなで参加すると面白いよ」という場を提供し、その対価としてお金を得るというビジネスが成立しているものばかり。

 これって、いわばテーマパークの運営と同じなんですよね。あえて分類するならば、「サービス業」を展開しているのだと考えると、分かりやすいでしょう。

 そんな中、ついに「誰がコンテンツを作ったって、かまわないよ」「わたしたちは、そのためのツールを提供しますよ」というサービスも開始されたわけです。コンテンツの作成を、ユーザーに委譲するという試みがスタートしました。これを尖兵として、いずれ、れっきとしたゲームですら、ユーザーが作成・流通させるための仕組みが作られていくでしょう。

 「未来には、誰もが15分間は世界的な作家になれる」

 断言しておきましょう。ものすごく近い未来に、普通の人が作ったゲームコンテンツを楽しめる時代が到来します。それは、ゲーム産業のビジネスモデルを、根幹からひっくり返すかもしれません。そしてゲームビジネスが、コンテンツ産業からサービス業へと、大きく転換をする時期が到来するのです。

 どんなんでしょうね……。昔「RPGツクール」っていうソフトが会ったけどその時は消えていってしまいましたね。今はそれが受け入れられる時代なのだろうか。ある程度の枠組みはやっぱり期待されているものだと思いますけど。