スティーヴン・W・ホーキング『ホーキングの最新宇宙論』

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 向こう見ずな宇宙飛行士が、ブラックホールに飛び込むのを見ていると、同じようなことが起きるはずです。
 たとえば、彼の時計で十一時〇〇分にブラックホールに入るとします。そこは光線ばかりか、何ものも脱出不可能な領域です。ブラックホールの外にいる人は、どんなに長い間待っても、宇宙飛行士の時計が十一時〇〇分を指すのを見ることができません。その代わり、宇宙飛行士の時計の一秒一秒がどんどん長くなって、ついに十一時〇〇分の前の最後の一秒が、永遠に続くのを見ることになるでしょう。

 ブックオフで200円だったので購入。ただ、1990年初版なので全然最新ではないと思われる。難しかったけど、めっちゃ面白かった。そうなんだ……。