パナソニック増収増益、アジアでの伸び鮮明

パナソニック増収増益、アジアでの伸び鮮明

 パナソニックが2日発表した2010年4〜12月期の連結決算は、営業利益が前年同期の約2倍の2643億円、税引き後利益が1147億円の黒字(前年同期は146億円の赤字)となった。


 家電エコポイント制度の効果でエアコンや冷蔵庫などの国内販売が好調だったほか、アジアなど新興国の中間所得層(ボリュームゾーン)向けの商品も大きく伸びたためだ。

 売上高は前年同期比27%増の6兆6534億円。インドでは48%増、ベトナムでは44%増とアジアでの伸びが目立つ。

 ただ、主力の薄型テレビ事業は、販売が利幅の薄い32型以下の中小型に偏ったことや、国内で2割を超える価格下落に直面したことで、赤字となった。2011年3月期の業績予想は、円高や原材料価格の高騰などを踏まえ、売上高、利益とも据え置いた。

 「夜家事」キャンペーンちょっといい感じだったみたいですね。