ロボット技術売り込め 米家電見本市に日本から10団体

ロボット技術売り込め 米家電見本市に日本から10団体

 米ラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市(CES)で、日本企業がロボット技術を売り込んでいる。米国での市場の広がりを見込み、日本貿易振興機構(JETRO)の呼びかけで大阪市茨城県つくば市の企業、大阪市など10団体が出展した。

 大阪市のヴイストンは、日本で販売している身長約1メートルの研究者向け人型ロボットを披露。内蔵されたノートパソコンが物をつかんだり会話したりする動きを制御する。つくば市のサイバーダインは、人間の脳から筋肉に伝わる信号を読み取り、動きを補助する介護用ロボットスーツなどを展示した。

 日本の人型ロボットはアニメなどの影響から海外でも注目されている。価格や技術への関心が高く、ブースでは多くの人が質問する光景がみられた。ヴイストンの芝谷尚紀マネージャーは「教育機関や大企業が興味をもってくれている」と話した。

 日本の技術がんばれ!