リアル「のだめ」萩原さんが日本人初快挙

リアル「のだめ」萩原さんが日本人初快挙

 萩原さんはこの日の最終審査で、難度が高いとされるラベルのピアノ協奏曲を見事に演奏。優勝後「びっくりしていて、まだ実感がわかない。今回弾く機会を与えてもらって、それだけでうれしい。弾いてる時は無心だった。(演奏が)良かったかどうか自分では分からなかったけれど、周りから良かったと言われた」と喜びを語った。

 5歳からピアノを始め、中学生の時、イタリアの国際コンクールのピアノ部門で最年少優勝。広島市の広島音楽高校卒業後、同音楽院に留学した。現在パリを拠点に活動している。情熱的で、自然な演奏スタイルも、どこか「のだめ」をほうふつとさせる。

 7歳から高校卒業まで指導した広島県の恩師小嶋素子さん(65)は萩原さんについて、普段はごく普通の女性だが「ピアノの前では情熱的で野性的な音楽家に変ぼうする」と素顔を語った。広島音楽高校の山広康子校長は「本校の輝く星」と弾んだ声で話した。

 「とくだね!」で観ました。すごい。