古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在、打ち上げは6月8日

古川聡宇宙飛行士のISS長期滞在、打ち上げは6月8日

 宇宙航空研究開発機構JAXA)は4月27日、古川聡宇宙飛行士が搭乗するソユーズ有人宇宙船(ソユーズTMA-02M)の打ち上げ目標日が6月8日に決定したことを発表した。

古川聡宇宙飛行士は第28次長期滞在クルーとして、セルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士、マイケル・フォッサム宇宙飛行士と共にソユーズTMA-02Mに搭乗し、2011年6月から国際宇宙ステーションISS)で約6ヶ月間の長期滞在を行う。

ソユーズTMA-02Mの機体は既にバイコヌール宇宙基地に運ばれ、打ち上げに向けての準備が進められている。打ち上げは現在、バイコヌール時間6月8日2時14分(日本時間5時14分)に設定されている。ソユーズTMA-02Mの打ち上げは元々5月30日に予定されていたが、スケジュール再調整などの影響で延期された。

日本人宇宙飛行士がISSで長期滞在するのは、若田光一宇宙飛行士、野口聡一宇宙飛行士に続き3人目。また、日本人がソユーズ有人宇宙船に搭乗するのも3回目で、2009年12月の野口聡一宇宙飛行士以来。