畑違いですがコメ作ります 暖房機器のコロナが農業参入

畑違いですがコメ作ります 暖房機器のコロナが農業参入

 暖房機器などの大手メーカー、コロナ(新潟県三条市)は8日、4月から宮城県角田市で稲作などの農業事業に乗り出すと発表した。地元で始めた事業を県外へ広げ、市販を目指す。農業への異業種参入は流通業や建設業で相次いでいるが、畑違いの製造業による本格参入は珍しい。

 コロナは昨年4月、農業生産法人コロナアグリを設立。地元で3.8ヘクタールの農地を借り、無農薬、無化学肥料でコメ作りを始めた。角田市では22ヘクタールを借り、大豆や野菜も栽培。地元の熟練農業者2人と若手就農希望者4人を雇う。

 三条市で収穫したコメは主にグループの従業員食堂用や取引先への贈答用だった。規模拡大で市販に乗り出し、800万円程度だった売り上げを新年度には5千万円に伸ばす。コロナの連結売上高752億円からすれば微々たる額だが、農業事業を通じて企業イメージを高める狙いだ。

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