米アマゾン「クラウド」で攻勢、初のデータ施設

米アマゾン「クラウド」で攻勢、初のデータ施設

 アマゾンは日本語での顧客対応などクラウド事業の営業体制を強化し、日本市場に本格攻勢をかける方針だ。

 アマゾンはこれまで、米国やシンガポールのデータセンターを利用して日本向けにクラウドサービスを提供していた。しかし、日本のクラウド需要の拡大に対応するため、国内にデータセンターを設け、海外経由による反応の遅れを縮めて顧客の利便性を高めることにした。コンプライアンス(法令順守)などの観点からデータを国内に保管するよう求める官公庁などの顧客の要望にも応えられる。