米紙ワシントン・ポスト、新たなウェブサイトを立ち上げ

米紙ワシントン・ポスト、新たなウェブサイトを立ち上げ

  多くの新聞社と同様、ワシントン・ポストも売上高減少に見舞われている。読者や広告主がウェブサイトに流れていることが一因だ。ウェブでは、ニュースに関する選択肢がずっと多く、広告費は紙よりずっと低い。こうした逆風を受け、出版社はオンライン読者からの売り上げを増やす方法を模索し、ニュースの新たな提供方法を実験している。

 メディア業界幹部によると、ニュースサイトが追求するのは、書籍販売のアマゾンや音楽配信のパンドラのように効果的なカスタマイズサービスだ。

 ワシントン・ポストのドナルド・グラハム会長は「わたしからみると、アマゾンは最も早い時期にカスタマイズを大きな規模で大成功させた例だ」と述べた。「アマゾンのウェブサイトのカスタマイズはすばらしい。ただ、ワシントン・ポストのようなサイトのカスタマイズがずっと難しいことはわかっている」という。

 うーん。ウェブだと確かにそうなっていっちゃいますよね。個人の志向をトレースしてそれに合わせていくやり方のほうが広告効果も上がるし。