講談社と台湾出版大手、中国語電子書籍事業で合弁

講談社と台湾出版大手、中国語電子書籍事業で合弁

 講談社と台湾の出版大手、城邦メディアグループは10日、電子出版分野での協力について協議を始めたと発表した。半年以内に台湾で合弁会社を設立する見通し。

 台北で記者会見した講談社野間省伸副社長は「海外戦略の中で最重要市場は東アジアだ」と強調。台湾を拠点として、人気のある漫画を含め講談社の書籍、雑誌を中国語の電子書籍とし、中国や各国の華人向けに配信する構想を明らかにした。

 城邦は単行本出版のほか約40種の雑誌を出し、電子版も手がけている。

 前にラジオで聞いたのは、キンドルアメリカで売れているのは人口密度が低くて書店までいくのに一時間も二時間もかかり、通販で買って本が届くのに一日二日かかるアメリカの国土と流通だからこそで、日本でそれを同じやり方でやろうと思ってもいけませんよねという話で、そういうことを聞いていると逆に中国のほうがいいのかなと思ったりする。中国に書店がどれだけあるのかしらないけど、国土の広さ的には。あと華僑の人たちに売るのはいい感じですよね。