低炭素都市づくり大賞、次世代路面電車の富山

低炭素都市づくり大賞、次世代路面電車の富山

 二酸化炭素(CO2)排出量の少ない都市を支援する「低炭素都市推進協議会」(会長=北橋健治北九州市長)は21日、先進地を表彰する「低炭素都市づくり・ベストプラクティス」の第1回大賞に富山市を選定した。

 次世代型路面電車(LRT)を活用し、「歩いて暮らせるまち」づくりに取り組んでいる点が評価された。表彰式は2月11日に京都市で行われる。

 富山市は2006年に富山駅〜市北部の全長7・6キロ・メートルを結ぶJR富山港線をLRT化し、「富山ライトレール」としたほか、09年には市中心部を循環するLRT「セントラム」が開業した。北陸新幹線が開通する14年度以降には両路線を接続する計画があり、富山地方鉄道上滝線へのLRT乗り入れ構想も浮上している。

 富山は確か街づくりの成功例として前にも取り上げられていたはず……。