若者、働き出すと愛社精神薄れ…就職情報会社が意識調査

若者、働き出すと愛社精神薄れ…就職情報会社が意識調査

 愛社精神については、学生が「非常にある」「まあまあある」の合計が81%だったのに対し、若手社会人は45%にとどまった。併せて、どこまで出世したいかを尋ねたところ、学生は「部長・プロデューサーまで」(27.3%)、「役員まで」(22%)、「出世したいと思わない」(15.7%)の順だった。

 これが若手社会人では「出世したいと思わない」(48.1%)、「主任・係長まで」(15.4%)、「部長・プロデューサーまで」(11.9%)と続き、上昇志向の乏しさが目立った。

 調査担当者は「経済の閉塞(へいそく)感を背景に、身の丈にあった自分なりの幸福を実現できれば満足、という若年層が増えている」とみる。

 新人の頃は辛いっていうのは当たり前にあることだと思います。