地域活動に「ただ乗り」しようとしていませんか?

地域活動に「ただ乗り」しようとしていませんか?

 小学校校区単位の自治会に、道路整備や小河川の整備の順番を決定してもらったり、財源を渡して公民館の運営を自主的に行ってもらったりということをしました(ただし、残念ながらこれで本当に自治会活動への参加意欲が高まったかどうかは分かりません)。

 それをもっと過激に行っているのが、名古屋市河村たかし市長の政策です。人口2万人程度を単位として委員会をつくり、委員会にもっと多くの権限と財源を渡そうというものです。

 まだ実現の運びになってはいませんが、もし実行されるとなると、壮大な社会実験だと思っています。委員会の委員は無償奉仕ですが、希望者はたくさんいると聞いています。

 安易な世代間の意識の違いの批判はどうかと思うが、名古屋の話は初耳で面白かった。もし「自分たちの街は自分たちで作る」という意識が薄れているのなら、その意識が持てるところまで枠を縮めようということですね。