初のストリートファッション専門スクール今春開校

　東京・渋谷や原宿のストリートファッションがアニメに並んで「クール・ジャパン」として注目されはじめ、世界初の「ゴシック&ロリータファッション専攻」やコスプレイヤー養成学科「コスプレーヤーズコース」など、専門学校や養成スクールの開校が相次いでいる。バンタンデザインマネジメントは、ガールズ系からモードまで、幅広いカルチャー毎に根ざした東京発信のファッションのオリジナリティに注目し、専門スクール「Street Vantan TOKYO」の開設を発表。ただデザインを教えるだけではなく、卒業後社会に出た後の"独立・起業"を提案し、全面的にサポートするシステムを導入する。
　「Street Vantan TOKYO」では、デザインやマーケティングのいずれかに特化するのではなく、商品企画から販売までをトータルに考えられる人材を育てることを目的としている。ファッションデザインから商品企画、マーケティング、会社組織の構築方法、事業計画書の作成、ブランドのPR手法やメディアとの関係構築など、独立・企業に必要となるノウハウを教え、学生の思いや目標を実現するためのサポート環境を用意。実践的アウトプットプロジェクトとして、実店舗やECサイトの併設も予定している。コースは、「TOKYOストリートファッションコース」と「ガールズブランドプランニングコース」の2つで共に1年制、学費は80万円（入学金、授業料、設備充当費、教材費等を除く）。2月1日より、入学願書の受付を開始している。

　「ストリートファッション」よりも「ゴシックロリータ」のほうが先にできるとは。