セレブをイメージ、日本一の女子高生Tシャツ

セレブをイメージ、日本一の女子高生Tシャツ

 同グランプリは、全国のTシャツ店や製造現場で働く「職人」の技術向上を目的に、業界誌が今年6〜7月、「女子高の3年生が体育祭で使うクラスTシャツ」をテーマに作品を募集。プロのデザイナーや現役女子高生らによる1次審査、投票による2次審査が行われた。

 同社のTシャツは、ピンク色のグラデーションを基調に、前面にラインストーン(人工宝石)をちりばめた校章をあしらい、横側にはハート模様を印刷。“セレブな女子高生”のイメージに仕上げた。

 審査では、技術力が高く評価されたといい、デザインを担当した小林秀規マネジャー(46)は「360度どこから見ても楽しいデザイン。現役女子高生からも支持され自信になった」と言う。

 「学校」的なものをしっかりと守りつつ、高校生の声をどんどん聞いていく姿勢も、大人たちにとっては大切だと思います。