電子書籍元年は本物か

電子書籍元年は本物か

　人気作家が独自配信に踏み切ることで、出版社が「中抜き」されるとの懸念もある。村上は「出版社、書店は生き残れるのかというネガティブな議論ではなく、積極的に、紙では不可能な付加価値の高い作品を提供する方が合理的」と主張する。紙の本より増えると言われる作者への報酬なども公表しながら、ビジネスモデルを提案していく考えだ。他の作家が追随するかも含め、今後が注目される。

　原稿料、紙の本より増えるのだろうか。中抜きされればそうなりますよね。どうなんだろう。