「駅型保育園」増えてます 通勤途中の送迎に便利

「駅型保育園」増えてます 通勤途中の送迎に便利

 通勤時に時間のロスなく送迎でき、急な残業があっても対応可能(午後8時まで開園)という利便性から、定員90人はほぼ満員。篠塚雅之理事長は「高架下ということに不安はあったが、予想以上に環境はよかった。経営面でも常に定員を確保できるメリットは大きい」という。

 朝日新聞が首都圏の主要20鉄道に確認したところ、鉄道事業者が主体となって駅構内や隣接地、高架下に開設した保育園は計69(県内は4)あった。ほとんどが国の認可か自治体の認証を受ける。

 先駆けになったのはJR東日本だ。1996年に東京・国分寺駅に設けたのを皮切りに、現在5都県に36ある。会社の長期計画にも保育園事業は位置づけられており、2018年4月までに60カ所が目標だ。

 同社子育て事業開発グループの松沢一美グループリーダーは「少子化時代となり沿線の価値を上げないと利用者が離れてしまう。保育施設の充実は駅周辺の魅力を高め、社会貢献にもなる」と話す。

 これすっごいいいアイデアだと思う。いろいろ他のこともできそう。