UAE:妻子への暴力、最高裁が一部容認…傷残さないなら

UAE:妻子への暴力、最高裁が一部容認…傷残さないなら

 18日付の同国ナショナル紙(電子版)によると、男性は家庭内で妻や23歳の娘に殴るけるなどの暴行をしたとして罪に問われた。最高裁は、イスラム法では、傷やあざが残らないこと▽子供が18歳未満であること−−を条件に、妻子へのしつけが認められるとの判断基準を提示。そのうえで、男性は妻の歯を欠けさせるなどの傷を負わせ「イスラム法の権利を乱用した」と指摘した。男性は有罪判決を受け、500ディルハム(約1万1000円)の支払いを命じられた。